春の訪れを感じる穏やかな朝、神戸市内で行われた錬成会に参加しました。会場には兵庫・大阪を中心に多数の高校が集まり、熱気に包まれた中で試合が始まりました。豊中高校の選手たちは、新学期を前にした重要な調整の機会と位置づけ、序盤から集中した立ち合いを見せました。一本を取るまでの過程を意識し、相手の動きを丁寧に見極めながら攻めを組み立てていく姿が印象的でした。
午前中はやや硬さが見られたものの、試合を重ねるうちに動きが滑らかになり、掛け声にも力が宿っていきました。特に中堅戦では、これまで練習で積み重ねてきた出鼻技がきれいに決まり、チーム全体の士気が一気に高まりました。相手校の選手からは「攻めが丁寧」「構えが安定している」といった言葉も聞かれ、確実に成長が感じられました。
午後の稽古では、試合形式に加えて技術練習や地稽古も行われ、技術的な修正点をその場で確認できる貴重な時間となりました。疲労の中にも充実した表情が見られ、各自が自分の課題を明確に掴んでいました。「勝つための稽古とは何か」を考え直すきっかけとなったこの錬成会は、豊中高校剣道部にとって春への確かな手応えとなりました。
3月25日 神戸錬成会