岸和田市総合体育館にて開催された第72回全国高等学校剣道大会大阪府予選(個人戦)女子Aの部に、豊中高校から菊地が出場しました。府内の上位選手が集うこの大会は、一つひとつの立ち合いに緊張が走る高レベルな戦いとなりました。
初戦、菊地は落ち着いた構えからじりじりと間合いを詰め、相手の出鼻を狙う鋭い面を放ちました。序盤から気迫に満ちた攻めを見せ、的確な判断で一本を奪って勝利を収めました。構えの安定感と打突の冴えが際立ち、見守る仲間からも自然と拍手が湧き起こりました。
続く二回戦では、前回大会上位校の選手を相手に一進一退の攻防が続きました。相手の速い出鼻技に対しても冷静に受け、攻め合いの中で主導権を握る時間帯もありましたが、終盤に一瞬の隙を突かれて一本を許し、惜しくも敗退となりました。
結果として上位進出は逃しましたが、菊地の立ち合いには明確な進歩が見られました。打突の精度だけでなく、「勝ち切るための意識」「相手に圧をかけ続ける攻め」が形になっており、観戦した指導者からも「これまでで最も攻めの姿勢が伝わる試合だった」との声が聞かれました。
試合後、菊地は悔しさで涙を浮かべていました。その表情には悔しさと同時に充実感が宿っていました。
個人戦結果
