真夏の陽射しが照りつける中、豊中高校剣道部は奈良県で行われた近畿大会を観戦しました。出場校はいずれも各府県を代表する強豪ばかりで、会場全体が緊張と熱気に包まれていました。
選手たちは客席から一つひとつの立ち合いを食い入るように見つめ、強豪校の構え、攻めの組み立て、そして一本を取るまでの呼吸や間合いの作り方を細かく記録していました。一本が決まる瞬間の気迫と集中、そして勝負の「間」の美しさを目の当たりにし、何人もの部員が「自分たちの剣道にはまだ足りないものがある」と静かに感じ取っていました。
観戦後の道中では、誰からともなく技や戦い方についての意見交換が始まり、帰りの電車の中でもノートにメモを取り続ける姿が見られました。単なる見学ではなく、「学びの機会」として大会を捉える姿勢が印象的でした。この経験は夏以降の稽古に大きな影響を与え、部全体の意識を一段引き上げるきっかけとなりました。
7月19-20日 近畿大会観戦